池田愉養院(ゆよういん)付属研究室

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なにを信じたらいいのか?

世の中にはいろんなことを言う人がいます。
健康法に関しても、まるっきり逆の意見があったりします。
ではどうしたらいいのか。

基本的には「自分に合うか、合わないか試してみる」のがいいと思います。
ちなみに、あんまり極端なことをする場合は気をつけてください。
そのときは気づかないで後で変調がくることもありますので。

なにを信じたらいいのか分からない人々に、ブッダが説いた話があるので紹介します。

カーラーマ・スッタ(kalama sutta)

ある時、ブッダはカーラーマ族の村、ケーサプッタで人々から質問を受けました。
「これまでに多くの出家者やバラモンがこの町を訪れました。彼らはさまざまな教義を説き、他人の教義に対しては非難をしました。誰が真理を語り、誰が間違っているのでしょうか?」

ブッダは答えます。
みなさんが疑問をもち、確信が持てないのは当然です。
以下のことに盲目的に従ってはいけません。

1.繰返し何度も聞いたことだから。
(広告・宣伝はこの類です。政治的な意見もこういう形で入ってくることが多いように感じます。)
2.伝統だから、昔から周りの人がそう考えているから。
3.誰かがそう言っていたから。
4.権威ある本に書いてあるから。
5.〈帰納的に〉論理に適っているから。
6.〈演繹的に〉理論に適っているから。
7.熟考した結果の見解であるから。
8.自分の見解に合っているから。
9.その人が信用できそうに見えるから。
10.その人があなたの先生だから。
(↑ここにはブッダ本人も含まれている表現をしているそうです)

カーラーマのみなさん、自分自身で確かめてください。
〈これらの行為は不善であり、とがめられるに値し、賢明な人々に非難される。
実際に行うと、有害であり苦しみが生じる〉
そう気づいたならば、その行為をやめるべきです。

カーラーマのみなさん、自分自身で確かめてみてください。
〈これらの行為は善であり、ためになり、賢明な人々に称賛される。
実際に行うと、有益であり、幸せになる〉
そう気づいたならば、その行為を行うべきです。

※あちこち参照しながら私がまとめました。
主な参照は以下のサイト kalama sutta(音声)
http://www.dhammadownload.com/SayaDaw-UJotika-mp3-english.htm
sayadaw u jotika (ミャンマーの比丘。ジョティカ先生)の法話 聴きやすい英語です。

「自分自身で確かめてください」というとちょっと強いので、
「自分で試してみてください」というほうがしっくりきますかね?

「自分で確かめたから」といって、頑なになることも諌めているのです。
“「8.自分の見解に合っているから」といって従ってはならない。”

「ほんとかな?」とはっきりしないことは、とりあえず「保留にしておく」ってことですね。


基本的にぼくはこのカーラーマ・スッタの教えは好きです。
仏教は信じるんじゃないんだ、と結構驚いた覚えがあります。

縁あって、10年程前にミャンマーにある仏教の瞑想センターに1年間滞在しました。
このジョティカ先生には直接会ったことはないのですが、滞在中に外国人の世話役をしていたお坊さんに本を頂いて読み、だいぶ勇気づけられました。
帰ってきてからもインターネットでときどき法話を聴いていました。
今回久しぶりに再聴。

できるだけ先入観や思い込みなくいたいと思いますが、
ぼくもたくさんの先入観や思い込みを通して世界を見ているはずです。
「当たり前だと思って全く疑っていないことが、当たり前じゃなかった」ってことはたくさんあると思っています。
「自分がどんな先入観や思い込みをもっているのか」にはとても興味があります。


ここでひとつ思い出したので、引用します。野口晴哉先生の奥様が書いたものです。

野口先生が「不動金縛りの術!」をした話をし、奥様が「私も修行してできるようになりたい」と言ったときの野口先生の返事。
「修行なんて無駄なことさ。みんなお互いに暗示し合って、相手を金縛りにしているじゃないか、自分もまた自分を金縛りにしているじゃないか。
人間はもっと自由な筈なんだ。だから僕のやってきたことは、人を金縛りにすることではない。すでに金縛りになっているものを、どうやって解くかということだ。暗示からの解放だよ」
                              野口昭子『回想の野口晴哉』p.46

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